こんにちは。
今バリ島はがっつり雨季で、しかも風がかなり強くなる時期です。
私の家は新築で、入居時に「バリの家って色々欠陥だらけだから何か問題があったらすぐに連絡してね!」と大家さんに言われていました。そして、雨季に突入し、ドアと窓から信じられない量の雨が侵入することが判明。どれくらい雨が侵入してきているかと言うと、もうね…出かけて帰宅したら部屋の半分が浸水していましたよ。。。(一応電気製品は全て床には置かないようにしていたので無事でした。)
っとまあこんな感じで、バリ島の物件には欠陥がいたるところに潜んでいます!笑
今回のブログではコスを契約する前に確認しておくべき注意点を紹介します。本当に、悪いことは言わないのでコス探す前にぜひこのブログ読んで・・・本当に。コス探す前に注意すべきことをまとめて紹介しているブログってそんなにないし、あったとしてもこの投稿が一番詳しく丁寧に記載していると思います!😤(ふんぬっ)
今回のブログでは、事前に知っておいた方が良い情報から、内見時に確認しておくべきこと、契約関係まで幅広く紹介していきます〜(前回の記事同様、ゴージャスなヴィラではなく一般的な単身者向けくらいのコスを借りることを前提にお話しします)
※コスの探し方については前回の記事をご覧ください👇
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Contents
事前に知っておくべきバリ島物件の常識
敷金/礼金・仲介手数料・管理費について
敷金・礼金、仲介手数料、管理費は一切かかりません!(不動産屋を介して借りた場合は手数料かかります。)そのため、住もうと思えば気軽にコスに入居できます。
水道代・電気代・ガス代・WiFi・サービス料金について
バリ島は水道代は無料のところがほとんどです。一部、公共水道ではない水を引いている家で水道代をいくらかとると言う話を聞いたことがりますが、ほとんどの家では無料です。
一方、電気代は自腹になります。支払い方法はコスによって異なります。大家や管理人が月末に集金しにくるか、もしくは自分でプリペイドで電気代をチャージするようなスタイルです。
ガス代は(基本的には)プロパンを自分で購入して、それを使い切ったら新しいものと交換になります。
また、電気・ガス代だけではなく、WiFiの料金が含まれていたり、ハウスクリーニングやランドリーサービスまで含まれているような、少し贅沢なコスもあります。(私の感覚で言うと、だいたいこのような付帯サービス料込みのコスの家賃は5万円〜です。)
修繕義務について
日本では賃貸を退去する際に修繕する必要がある場合がほとんどですよね?例えば室内でタバコを吸うひとなどは、退去時に敷金から支払ったり、それでまかなえなかった際は別途料金がかかったりします。
しかし、バリ島には修繕義務がありません!そのため、前の住人がドアノブを壊したまま退去、なんてこともよくありますので、内見時には「全て壊れているかも」と疑いの目を持ちながら?内見してください!
内見時の確認ポイント
事前知識をインプットしたところで、次に内見時にはどのようなところを見た方が良いのかを紹介します。バリ島のコスは日本のマンションのようにしっかり考えられて設計されていません。笑 至る所にあらゆるな欠陥が潜んでいますので、必ず下記項目を確認しましょう!
あまりにもたくさんあるので、箇条書きで紹介していきます。😂
立地について
- 周りの騒音
→Jalan沿いのコスに住んでいますが、めっちゃうるさいです。涙 Gang沿いのコスを選ぶ方が良いかと思います。 - 街灯の有無
→街灯のないGangは空き巣に入られやすいです! - ワルンやコンビニ、スーパー、ランドリーショップ等の有無
→近くに24時間のワルンとかあるとめっちゃ便利です。 - 雨季の道路の冠水状況
→友人の家の前は雨季になると湖担っています。必ず!必ず!これはオーナーに聞いて周囲の冠水ポイントを確認しておいた方が良いでしょう!
建てつけについて
- セキュリティ体制、門の鍵
→コス自体にセキュリティがいなくても、近くのヴィラやコスにセキュリティがいるとなお安心です🙆♀️
また、門の鍵があるか、壊れていないかも確認しておきましょう! - 鍵やドアの取っ手がしっかりしているか
→既述の通り、バリ島には修繕義務がないので、ここはしっかり確認しておきましょう!壊れていた場合やしっかりしてなさそうだな〜と思ったら、入居時に取り替えましょう。 - 天井の雨漏り跡の有無確認
→確認必須ポイントです!!!すごい大事! - 窓やドアに雨風や虫が入ってこないように工夫が施されているか
→バリ島あるあるなのが、ドアの下の隙間から雨が入ってくることです。。玄関のドアと外の段差が何もない場合があるので、可能であれば入居前に何か対策をしてもらえないか交渉すると良いでしょう。 - 虫が室内に巣を作っていないか
→特に注意すべきなのはアリです!中でもシロアリはかなりタチが悪い!床や壁の小さな穴からアリがでて来ていないか、KOS KOSANの場合は木材の中にシロアリが潜んでいる場合があります。木材をコンコン叩きながら中が空洞担っていないか確認しましょう。※アンティークのチーク材にはシロアリはあまり住み着きません。どちらかというとIKEAなどで売っている新しい木材を好みます。
電気・水道・ガスについて
- お湯が出るか
→安い(特にKOS KOSANではない)コスには給湯器がありません。自分で後から取り付けることも可能です。(その場合、職人探しから始めなくてはいけません。給湯器の値段は料金はだいたい3万円くらいです。) - お湯の使用上限
→単身者向けコスは一度に使えるお湯の量が30ℓまでのところが多いです。※電気でお湯を沸かしているコスの場合に限る。 - お湯は電気かガスか
→ガスの場合はお湯の上限がありませんが、お湯が出るまで時間がかかると言うデメリットがあります。念のため一応確認しておいた方が良いでしょう。 - 電気代の支払い方法
→既述の通りです。集金される形式なのか、プリペイド形式なのか要確認。 - ガス・コンロの有無
→備え付けがなければ交渉してつけてもらうか、自分で購入する必要があります。ガス(プロパン)は購入しても数千円。同じくコンロも数千円で購入可能。
→既述の通り、ガスは使い切った場合新しいガスを補充します。補充方法はオーナーに要確認。(補充してくれる場合もあります。そうでなければ自分で購入して家まで持ってきてもらう必要があります。)
その他の付帯サービスの有無について
- Wi-Fiの有無
→もしもWi-Fiがある場合は、その場でパスワードを聞いて、通信速度を確認すると良いでしょう。Wi-Fiがない場合には、携帯の電波状況を確認しておきましょう!これ重要! - ハウスキーピングサービスの有無
→ある場合は頻度を確認しましょう、ない場合は別途料金を支払えば自分の好きな頻度で来てくれる場合もあります。 - ランドリーサービスの有無
→ハウスキーピングに同じ。 - 水の補充サービスの有無
→ハウスキーピングに同じ。
→バリで水道水は絶対に飲んではいけません!お腹壊します。在住日本人はうがいも飲料水を使用する人が多いです。水はガロンで売っており、ガスと同じように購入したガロンボトルがなくなるタイミングで同じブランドのガロンボトルを購入します。最初に購入する際に契約料金のようなものを支払いますが、2回目以降はガロンボトルの水の値段だけで購入可能です。1ガロンの料金は120円くらいで、運んで来てもらう場合は手数料として追加で20円程支払います。(安いですよねえ〜)
→ちなみに、在住者はみんな「CLEAOが良い!」と言っています。もっとも水が綺麗なんだそうな。(飲料水に綺麗とか汚いがあるってのが不思議ですが、バリだから・・・)
契約時の確認ポイント
ここからは契約関係で大家さんに事前に確認しておくべきことを紹介します。後々トラブルにならないためにも、下記を確認しておくと良いでしょう👍
- 備え付けの家電の故障や雨漏りなどに対する大家の修繕責任の範囲
→私の家の場合は、家電の故障は全て私が責任を持ち、それ以外の雨漏り等の家自体の問題については全て大家が責任を持つ、という契約になっています。 - 家をどこまでいじって良いか
→既述の通り、日本の賃貸と比べて、バリ島は比較的自由に部屋をいじらせてくれます。壁に穴を開けて絵を飾ったり、壁の色を変えたり。。私が内見して「良いなあ〜!」と思った物件があったのですが、家具が嫌いな色で、「これ、全部色塗り替えても良い?」と聞いたところ、OKでした。しかし、今の家の備え付けの家具は全て色ぬりNGでした。(壁は色によってOKだったりNGだったり)大家さんによっては全て自由にして良いよ!という人と、一部OKという人がいるので、どこまで自由にして良いか確認すると良いでしょう。
- 次回更新の賃料について
→これは契約時というよりは更新時の時に話すことかもしれませんが、2年目以降の更新をする場合は賃料を若干値下げしてもらえるか、などの賃料値下げ交渉に応じてくれる大家さんもいます。
その他のバリ島でコスを借りる際の注意点
バリ島の物件をAirbnbで貸しに出したい!
せっかく可愛いインテリアで揃えたのに、仕事の任期が満了して日本に帰国しなくちゃいけない!でも、この家具持って帰れないし、またバリにはちょこちょこ来るだろう・・・ならば!自分が使わない時だけAirbnbに貸しに出したい!
そう思う方もいるでしょう。(私はそう思ってます)
しかし、これは現地通貨で稼げるビザを取得していない限り、「基本的にはできません!(大号泣)」
就労ビザを取得していて条件を満たしている方はできますが、そもそも大家がOKというかどうかは別問題なので、これも事前に確認しておきましょう。
コスを又貸ししたい!
バリ島ではインドネシア国籍以外の人が土地を所有することができません。ヴィラを所有しているように見える外国人も、土地を数十年単位でバリ人のオーナーから借りて、上物を自分で建てています。
で、又貸しというのは、バリ人の所有する土地を外国人が借りて、上物を建てて、それをさらに他の人に貸すことを指します。要するに、借りた物件をさらに貸しに出すことです。
これも、取得しているビザによってできたりできなかったりです。
また、「もっと良いコス見つけたけど、2年分の賃料前払いした今入居しているコスがまだあと1年もある・・・」という場合、ありますよねえ。。。この場合は、大家さんと次の入居希望者との話合いでOKになる場合があります。入居時から又貸しを意識してコスを決める人はいないかもしれませんが、ご参考まで・・・
ペットは飼えるの?室内で喫煙はOK?
基本的にはなんでも自由です!が、日本人がオーナーだったり、新築だったりする場合、人によっては禁止事項がありますので、それも事前に要確認です。トラブル避けたいですからね・・・
いきなりコスを追い出される!?
例えば、大家が破産した場合などにこのようなケースがありえます。契約書を交わしていたとしても、バリニーズスタイルでスルーされ、おそらく法的な措置もとってもらえません。泣き寝入りするしかないです。。。これがバリ、これがインドネシア。外国人は常に弱者です。まあ、滅多にないと思いますが。。
さいごに
みなさんお気づきだと思いますが、コスは全て大家との交渉次第です。私も入居を検討していたコスで、「壁を全部塗り替えてくれる?費用はもちろんそちら負担で。」ってがめついお願いしたけど、快くOKしてもらいました。
ちなみに、、私がおすすめするのは、最初から1年契約をするのではなく、まずはお試しで1ヶ月借りて、その後1年契約をするか否かを決定する、というステップを踏むことです。内見した時には分からなかったコスの不便なところや嫌なところが分かってきますので、年間契約は慎重に!🖐
このブログを読んでくださったみなさまがトラブルに巻き込まれることなく、理想的なコスに出会えることを願っております⭐️
(昨日の宣言通りすぐにブログ更新できたぞ〜)
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