移住先の選び方

海外で起業・個人事業主として働く際の確認事項~どのVISAで滞在するのが良いか?~

 

こんにちは。ゆき(tabisuru-yukiyuki.com)です。

 

 

前回は海外で就職する(被雇用者として働く)際の注意事項について書きました。

今回は、海外で起業・個人事業主として働く際の注意事項について書いていきたいと思います~。

一度に更新できずにすみません。。。

 

移住先の選び方シリーズはいったんこれでおしまいかな?

次のブログからは、

私自身、何をしようと思っているのか?
どのような準備をしているのか?
なと、等身大な内容にしたいな~と思っています。

 

さて、ではでは

⑤【重要】その人のスキル(働く場合)

【1】雇われる
【2】個人事業主や起業(VISAについて)
の【2】から書いていきますね。

(「【1】雇われる」はこちら🐬)

 

 

🐬🐬🐬🐬🐬

 

【2】個人事業主や起業(VISAについて)

 

国によって法律など異なるので、必ず興味のある国にはどのような種類のVISAが用意されているか、事前に確認してください。

あくまで、今回の記事ではどのようなVISAがあるか?をイメージすることを目的として書きます。

 

🐬

 

フリーランスとして働く場合、
どのVISAで滞在するのか?選択肢は下記の通りです。

  1. 観光VISA
  2. ビジネスVISA
  3. 就労VISA
  4. フリーランスVISA
  5. ワーホリVISA

とにかく日本から出たくて、
滞在先はどこでも良い!
というフリーランサーは、
何日間続けて滞在したいか?
を基準に滞在先を選定するのが良いかと思います。

 

各VISAのメリット・デメリット(かなりざっくり&個人的な意見)は下記の通りです。

※情勢が不安定な国はこれに当てはまらない国も多いです。
あくまでざっくりとしたイメージお伝えするためのものです。
一概には言えないので…。
※フリーランスVISAとワーホリVISAは取得できる国が限られているので、
事前にご自身の行きたい国にそれらのVISAがあるか
必ず確認してください。

 

下記に文章で詳細な内容を記載していきます。

 

 

1 観光VISA

 

◆メリット:面倒な手続きが必要ない
一度、他の国に出国して入国し直せば
長期滞在も可能


◆デメリット:現地での起業や仕事はできない、
継続して滞在できる期間が限られる

 

◆総評:

フリーランス駆け出しの人は、
本当にその国で生活できるのか?
見極めるために観光VISAで入国し、
お試し期間を設けると良いと思います。
観光で訪れるその国の顔と、
外国人として居住するその国の顔は
まったく別かもしれません。

私がアフリカに仕事で数か月滞在した時、ゴキブリとナンパが超ストレスでした。笑
私の少し後にやってきた日本人の女の子は、
交通事故現場に居合わせ、その時の周囲の人々の対応や
救急隊員の対応を見て、この国では生活できない判断し、
2週間くらいで帰国しちゃいました。

医療、インフラ、気候、虫/ゴキブリ、ナンパ、トイレの清潔感など、
長期で滞在しても自分にストレスにならないか?
問題点があれば、対策は講じられるか?
長期移住を検討される方は特にお試し滞在するべきだと思います。

 

 

2 ビジネスVISA

 

◆メリット:合法的にビジネスできる

◆デメリット:商談に来た証明等の提出が必要で手続きが面倒。長期滞在は難しい。フリーランスとして仕事を受注しなしないと難しいかも。

 

◆総評:

ビジネスVISAの目的は商談等です。
フリーランスとして仕事を受注して、海外に行く必要がある場合にのみ当てはまるので、「場所に縛られず働く」ことを目的としたフリーランサーにはビジネスVISA取得はあまり関係ないです。

SUPヨガインストラクターをしている友人Nは今度バリで日本人向けSUPヨガトリップとして現地ショップに呼ばれるらしいですが、そのような場合はビジネスVISAに当たります。
(🐬友人Nのが登場するブログはこちら🐬)

 

 

3 就労VISA

 

◆メリット:起業や現地で合法的にビジネスができる

◆デメリット:手続きが大変。常に合法的にビジネスをしているか疑いの目を持たれる。国によっては日本人がオーナーになれないので、信頼できる現地人パートナーが不可欠。

 

◆総評:

外国人労働者は現地人の仕事を奪うと考えられることもあるので、
あまり歓迎されない国も多くあります。
また、汚職が進んだ国では賄賂を要求されたり、
いちゃもんつけられたり、
信頼していた現地人に会社を乗っ取られたという話もよく聞きます。
上記を理解し、対策を講じた上で実行すべきです。

これは私のたわごとですが、日本人が現地で起業する場合は、現地にの雇用を生むもの、日本の進んだ技術やノウハウを伝授するもの、現地の社会問題を解決するものなど、現地に還元できるようなビジネスをして欲しいと思っています。

 

 

4 フリーランスVISA

 

◆メリット:フリーランサーにはうれしい特典あり(税優遇など)

◆デメリット:フリーランスVISAのある国は限られる審査にとにかく時間がかかる。揃えなくてはいけない書類がたくさん。事前に申請した仕事内容以外のことをするとペナルティが課される。

フリーランスVISAのある国で有名なのはドイツです。
また、東欧も最近フリーランス誘致に力を入れているイメージがあります。
エストニアでは2019年から「デジタル・ノマド・ビザ」を導入するようですよ。

🐬詳しくはこちら(英語)🐬

後日、重要ポイントを引用&日本語約をUPしたいと思いますが、
めちゃくちゃ端折って言うと、エストニアに365日滞在できる、
かつ、その他のシェンゲン協定国には90日ずつ滞在可能というものです。
まだ詳細は詰めている最中のようですが、
税優遇や医療面なども優遇されるのではないでしょうかね。

 

◆総評:

場所にこだわりがないフリーランサーは、
フリーランスVISAがある国に行くのがベストだと思います。
コストをおさえつつ長期滞在できるって、最高。

 

 

5 ワーホリVISA

 

◆メリット:長期滞在しながらアルバイトもできちゃう

◆デメリット:場所がワーホリ協定国に限られる、年齢制限あり(30歳まで)、ビザの年間発給数の上限が国ごとに設けられており、国や時期によっては倍率が高くなる

 

◆総評:
これもフリーランスVISA同様に安く現地に長期滞在できます。
また、横のつながりがすぐ広まりますので、社交的な若い人には良いかも。
私の友人はワーホリに2回連続で参加しているつわものも居ました。

現在、ワーホリ協定国は20か国(大体が先進国)。
しかし、最近では2017年度からアルゼンチンが追加され、またチリも加盟予定ですし、年齢制限もオーストラリアでは30歳から35歳に引き上げるか検討中だそうでなので、今後もどんどん制度は変わっていきそうですね。
※上記は2018年3月時点で私が調べた情報に基づいています。

 

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まとめ

 

まだ長期滞在したい国が見つからないという方は、
観光VISAであらゆる国を転々とするのが面白いのではないでしょうか。
東南アジアなどは滞在費も抑えられますし、
1か月以上滞在する場合、長期ステイ割引があったりします。

また、国によりますが、マンションを借りる際に日本のように敷金・礼金・仲介手数料などの概念がない国も多くありますので、もしかしたらホテル滞在するよりも短期でマンション借りた方が安上りの場合もあります。

しかし、1年以上など長期で滞在したいという場合は、やはり就労VISAが一番無難かと思います。

現地で長期滞在を検討している場合は、信頼できる現地人や現地日本人に事前にできるかぎりの情報収集をしておきましょう。

 

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ようやく、次回からは私が実際に移住に向けてどのような準備をしているか書いていきます~。

ずっと自分のこと書きたくて実はうずうずしていました。笑

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

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🐬🐬🐬自己紹介はこちら🐬🐬🐬